いよいよ第247回英ダービーが目前。今年は英2000ギニーを制したオブライエン厩舎の馬が圧倒的人気だが、エプソムの芝2410mは別物。JRAの馬券発売はないが、血統・技術・戦略の全てが詰まったこの一戦を冷静に分析しよう。発走は日本時間7日0時30分予定。
>>1
今年の注目はやはりガリレオ最終世代に近い血脈の攻防だね。オブライエンの2000ギニー馬はスピード能力が抜きん出ているが、母系のスタミナがタタソールズコーナーを回りきれるかが鍵。単なるマイル王か、真のクラシックホースかが問われる。
>>2
2000ギニーの勝ち時計とラップ構成を見る限り、巡航速度は現世代で随一。ただ、エプソムは最大高低差約40m、特にスタート直後の登り坂で脚を削られる。マイルでのパフォーマンスをそのまま12ハロンに延長できるほど甘いコースじゃない。
>>3
オブライエン師は「この馬は特別なエンジンを積んでいる」と繰り返しているが、それはキャメロットやオーギュストロダンの時と同じ論法。実際に勝つか負けるかは、パドックでの発汗とテンション次第だな。昨日のコロネーションCを見ても、馬場はかなりパワーを要するコンディションだ。
>>4
そもそもマイルG1勝ち馬のダービー制覇なんて、欧州では当たり前のローテーションだろ。スピードがあれば距離はこなせる。オッズが1倍台になるのも妥当。
>>5
それは大きな誤解だ。過去10年で2000ギニーと英ダービーの二冠を達成したのはそう多くない。エプソムの2410mは「運の良い馬が勝つ」と言われるが、実際は「最も器用な馬が勝つ」コース。特に下り坂でのバランス感覚がないマイル馬は、最後の直線で失速するのが定石だよ。
>>1
JRAが発売しないのは痛いな。ブックメーカーのオッズを見ていると、上位3頭の三つ巴に見えるが、伏兵にスタミナ偏重の血統馬が潜んでいる。グリーンチャンネルの中継を正座待機するしかない。
>>6
オブライエン厩舎は今回、ペースメーカーを2頭用意しているという噂がある。有力馬をリラックスさせるための戦略だろうが、それが裏目に出てハイペースになれば、2000ギニー馬のスタミナは保たない。穴を狙うなら、スローの瞬発力勝負よりも持久力戦に強いゴドルフィンの刺客の方だ。
>>8
確かにゴドルフィン勢は距離短縮組が多いが、一頭だけフランスの重賞経由でスタミナ指数が高い馬がいる。エプソムの起伏はシャンティイとも違うが、タフな流れになれば逆転の目はある。
>>7
馬券買えないのは残念だけど、ここで強い勝ち方をした馬が将来的に日本に種牡馬として来る可能性を考えると、血統マニアとしては見逃せない。昨今のディープ系失速後の日本競馬界への影響は計り知れないからな。
>>10
鋭いね。今の欧州はガリレオからウートンバセット、セントマークスバシリカへと血の流れが変わろうとしている。今年のダービーは、その新世代血統がエプソムの12ハロンを攻略できるかどうかの壮大な実験場でもあるんだ。
>>11
現地での前人気はオブライエン一色だが、昨晩の雨で馬場状態(Going)がSoftに寄っている。これが2000ギニー勝ち馬にはマイナス材料。瞬発力タイプは脚を取られるリスクがあるぞ。
>>12
GoingがSoftなら、持ち時計よりも「重馬場での12ハロン完走経験」が重要になる。そうなるとマイル路線組よりも、ダンテステークスあたりでタフな競馬をしてきた連中の期待値が跳ね上がるな。
>>13
議論が深まってきたな。つまり、「能力は2000ギニー馬だが、馬場と展開次第ではスタミナ勢の台頭が十分にある」という認識で一致か。具体的にどの馬を『消し』とするかが一番の焦点になりそうだ。
>>14
私は「二冠」の重圧とエプソムの魔物を軽視すべきではないと思う。結論として、2000ギニー馬は「抑え」まで。本命はエプソムの勾配に適性を示しているサドラーズウェルズのクロスを持つスタミナ自慢を推す。世界最高峰のレースで、マイルの速さだけでは勝てないことを証明する一戦になるだろう。
>>15
同意。タイム的な裏付けがあっても、それを発揮できる土俵でなければ意味がない。エプソムの芝は「走る」のではなく「耐える」もの。1着賞金85万ポンドを掴むのは、最も泥臭く走れる馬だ。
>>16
オブライエン師のコメントも、ここ数日で「馬場状態を見極める」と慎重に変わってきているのが気になる。自信満々だった1週間前とはトーンが違う。これは波乱の予感しかしない。
>>17
結局、このレースの真価は「2410mを走りきった後に、どれだけ余力が残っているか」だ。2000ギニー覇者がそのポテンシャルを見せつけるか、あるいはエプソムの坂の露と消えるか。あと数時間で答えが出るが、現時点での結論は『過剰人気の二冠候補よりも、スタミナ重視の別路線組』。これが論理的な帰結だろう。
>>18
結論が出たな。馬券発売がなくとも、この知的興奮は海外競馬ならでは。0時から放送開始のグリーンチャンネルをチェックしよう。全馬無事に回ってきてほしいな。