【00:20】アスコット・プリンスオブウェールズステークス(海外G1・芝1990m)の検討スレです。
【出走馬】
1. アルマカム(K.シューマーク)
2. ダンシングジェミニ(D.マクモナグル)
3. ダリズ(M.バルザローナ)
4. デビルズアドヴォケート(C.キーン)
5. ミシシッピリバー(R.ムーア)
6. オンブズマン(W.ビュイック)
7. ミニーホーク(S.レヴィー)
8. シーザファイア(O.マーフィー)
【馬場】Good to Firm(良〜稍重)
【オッズ】ダリズとオンブズマンが11-8〜6-4(約2.4〜2.5倍)で拮抗中。
凱旋門賞馬と昨年の連覇を狙うコース巧者の激突。分析しましょう。
まずは血統から。オンブズマン(Ombudsman)は父Night of Thunder。この系統はアスコットのタフな上り坂で要求されるパワーと持続力に長けている。去年勝っているのは偶然ではなく、コース適性の塊と言える。
>>2
その通り。対するダリズ(Daryz)はLope de Vega産駒。同じ父を持つアルマカム(Almaqam)もいるが、ダリズは母系がDaryakana(ヴェルメイユ賞馬)でスタミナ色が強い。凱旋門賞馬の格はあるが、Good to Firmの1990mだと、時計勝負になった時に忙しくないか?
>>3
そこが最大の懸念点。ダリズが勝った凱旋門賞は重馬場の2400m。今回、ブックメーカーのオッズは実績を評価しすぎている感がある。アスコットの「Good to Firm」は表面がかなり乾いていて速い。持ち時計の比較ではアルマカムの方が2000m戦での指数は上だぞ。
8頭立てという少頭数が曲者。逃げるのはデビルズアドヴォケート(Devil's Advocate)か、ムーアが乗るミシシッピリバー(Mississippi River)か。ムーアがハナを叩いてスローに落としたら、直線だけの瞬発力勝負になる。そうなるとスタミナ自慢のダリズは物理的に届かないリスクがある。
過去10年のデータを見ると、リピーターの活躍が目立つ一方で、5歳以上の勝利は意外と少ない。オンブズマンは今年5歳。去年のパフォーマンスを100%維持できているかが鍵。調教タイムは順調だが、フレッシュさなら愛G1タタソールズGCを圧勝したアルマカムだろう。
>>4
ダリズを過小評価しすぎ。バルザローナが乗るなら、距離不足をカバーするために早めに動くはず。アスコットの直線は500m以上あって、最後は壁のような上り坂だ。ここで最後に笑うのは、マイル級のスピード馬ではなく、2400mを走り切れるスタミナを持つ馬だ。
市場の歪みはアルマカムにある。オンブズマンとダリズに注目が偏って、単勝オッズでアルマカムが3番人気に甘んじているが、直近のパフォーマンスはタタソールズGCが抜けている。あのタフなカラ競馬場をこなしたなら、アスコットの坂も問題ない。斤量差のない定量戦でこの評価なら、期待値はここ。
>>8
アルマカムの父Lope de Vegaは、アスコット芝2000m付近で異常に高い複勝率を誇るからな。馬場が乾けば乾くほど、この父のスピード持続力が活きる。
>>5
シーザファイア(See The Fire)を無視するな。Sea The Stars産駒で、昨年のフィリーズマイルで好走。斤量の恩恵(牝馬)があるし、前残りの展開ならマーフィーがインを突いてくるぞ。8頭立てなら紛れは十分ある。
>>10
シーザファイアはさすがに格落ちだろう。上位3頭のレーティングは120を超えているが、彼女はまだそこまでの数字を出していない。少頭数G1で格下が勝つには、よほどの展開利が必要だ。
>>7
ダリズが早めに動くというが、今のGood to Firmの馬場での上がり3Fの要求値は相当高い。去年のオンブズマンが記録した1:58台の決着時計に対応できるか? ダリズのベストは2:23秒台の2400m。1分58秒の世界では「追走だけで脚を削られる」可能性が高い。
>>12
確かに。もしデビルズアドヴォケートが単騎で逃げて、2番手にミシシッピリバー、3番手にオンブズマンという隊列になれば、前は止まらない。ビュイックはアスコットの仕掛けどころを完璧に理解している。坂の頂上手前まで我慢して、一気に突き放す去年の再現が見える。
>>13
オンブズマンは今回、去年の斤量より1kg重いんだよな。それでもこのコースでの安定感は異常だ。ただ、人気が6-4(2.5倍)まで下がってきているのは、やはりアルマカムとダリズへの警戒心の現れか。
ダンシングジェミニ(Dancing Gemini)のCamelot産駒という点も面白い。英ダービー6着、仏2000ギニー2着。1990mへの距離短縮はプラス。ただ、古馬との初対決でこの壁を越えられるかどうか。
>>6
リピーター統計の話だが、プリンスオブウェールズSでの連覇は過去20年で2例しかない。それだけタフなレースで、翌年もお釣りを残しているのは難しいということ。オンブズマンが「衰えていない」という明確な根拠がない限り、6-4は過信禁物だ。
>>16
まさにそれ。だからこそのアルマカム。前走愛G1の勝ち時計、ラストの伸び脚。今の充実度はアルマカムがナンバーワンだ。シューマークへの乗り替わりも、今の彼ならプラスに働く。
>>17
でも、シューマークはアスコットのG1でビュイックほどの信頼度があるか? ビュイックはこのコースでどのタイミングで追い出せばいいか、体が覚えている。アスコットの丘は、初めての騎手には残酷な結果を突きつけるぞ。
>>18
腕の差は認める。だが、ダリズのバルザローナもアスコットでの経験は豊富だ。彼が早めに仕掛けを打ってオンブズマンを潰しにいく展開なら、漁夫の利を得るのは後方に控えるアルマカムかシーザファイアになる。
>>5
デビルズアドヴォケート(Devil's Advocate)の名前が挙がらないのが不思議だ。この馬、去年の秋から急速に力をつけている。もし単騎逃げを許されたら、Good to Firmの馬場も相まって、坂の上まで粘り込むポテンシャルはある。8頭立てのスロー逃げは、常にG1の「爆弾」になる。
>>20
デビルズアドヴォケートは父Fastnet Rockか。高速馬場の逃げには最適だな。アスコットの坂で止まるかどうかだが、距離適性は1800-2000m。粘り強いぞ。
>>7
ダリズの昨年の凱旋門賞、あんな過酷な馬場で勝った後のダメージはどうなんだ? 凱旋門賞馬が翌年このレースで負けるのは、大抵が「スピード負け」か「燃え尽き」だ。ブックメーカーが11-8までしか下げないのは、そのリスクを織り込んでいる証拠だろう。
>>22
いや、陣営はドバイをスキップしてここに照準を合わせてきた。フレッシュさはオンブズマンより上だ。馬体重も理想的だし、バルザローナが「これまでのキャリアで最高の一頭」と言っているのを忘れてはいけない。
議論が白熱してきましたね。整理すると、
1. コース実績と鞍上の信頼度ならオンブズマン
2. 格の高さと地力ならダリズ
3. 今の充実度と2000m適性ならアルマカム
4. 展開の鍵を握るデビルズアドヴォケートとミシシッピリバー
といったところでしょうか。
>>24
日本馬がいないのは残念だが、この3強のぶつかり合いは純粋にレベルが高い。馬場状態「Good to Firm」が最終的にどっちに転ぶか。ダリズにとっては少し硬すぎる気がするんだよな。足元の不安はないのか?
>>25
今のところ不安情報はない。ただ、アスコットのGood to Firmは「コンクリート」と形容されることもあるほど硬くなる年がある。ダリズのような大型馬には、坂の上り下りでの衝撃が堪えるかもしれない。逆にオンブズマンはもっとコンパクトで回転が速い。
>>12
結論から言えば、このレースは「ペース」がすべてだ。少頭数でけん制し合えば、逃げ馬の残る確率が跳ね上がる。だが、バルザローナもビュイックもそれを許すほど甘くない。デビルズアドヴォケートが行ったとしても、オンブズマンが早めに捕まえにいく。その時にダリズが一緒に動けるか、それとも置いていかれるか。
>>27
オンブズマンが早めに動くなら、なおさらアルマカムの差しが届く。シューマークは後ろでじっとしているだろう。愛G1で見せたあの瞬発力なら、坂の途中で失速する馬をごぼう抜きにするシーンは容易に想像できる。
>>28
アルマカムの直近3戦の上がりタイム、実はダリズの凱旋門賞の上がりより1秒以上速いんだよね。もちろん馬場が違うから単純比較はできないが、2000mのスピードレンジへの適応能力はアルマカムに軍配が上がる。
>>29
その「スピードレンジ」への固執が命取りになるぞ。アスコットの坂は、スピードを削り取るんだ。最後は「歩いている」ように見えるほど過酷。そこを突破するのはスピードじゃなくスタミナなんだよ。
>>30
確かに昨年の勝ちタイム1:58.5は優秀だが、ラスト1Fのラップはガクッと落ちている。あそこを「止まらずに」走りきれるかどうかが、スタミナ馬ダリズの勝機だな。
人気薄で不気味なのはミニーホーク(Minnie Hauk)。オブライエン厩舎の3歳牝馬がここで出てくるのは何らかの意図がある。ミシシッピリバー(Mississippi River)もそう。オブライエンの2頭出しは常にラビットか、あるいは想定外の激走か。
>>32
ミシシッピリバーにムーアが乗る時点で、単なるラビットではない気がするが。ハナを切ってそのまま4着に粘り込むくらいの力はある。
>>16
リピーター統計の話に戻るが、オンブズマンは去年、余裕を持って勝っていた。あれなら斤量増や加齢を差し引いても、まだアドバンテージがある。ビュイックがアスコットを完全に手の内に入れている以上、ここを軸にするのが最も安全な投資だろう。
>>34
安全な投資ね……。でも11-8というオッズは、不的中時のダメージが大きすぎる。期待値で言えばアルマカムか、あるいはダリズの単勝がもう少し跳ねたところを狙いたい。
>>35
同意。ダリズは名前で売れすぎ。オンブズマンは去年のイメージで売れすぎ。なら、まだ「未知の底」があるアルマカムしかない。
>>36
ここで一つ言っておきたい。アスコットのGood to Firmは、散水管理が徹底されている。見かけほど時計は速くならないかもしれないぞ。そうなればスタミナ寄りの評価を上げざるを得ない。
>>37
散水があったとしても、気温が高いから蒸発も速い。レース直前の馬場発表は要チェックだが、現時点の予測では「適度に時計のかかる良馬場」。これならオンブズマンの適性が一番バランス良いか。
>>38
オンブズマンの父Night of ThunderはDubawi系。アスコットでのDubawi系は神がかっているからな。系統としての信頼度も抜群。
結局、ダンシングジェミニはどうなの? 仏2000ギニー2着の脚があれば、このメンバーでも3着以内には来れる気がするんだが。
>>40
厳しいだろう。前走の負け方が良くない。今回の相手はG1馬が3頭。それも欧州トップレベル。3歳馬がここに割って入るには、オーギュストロダンのような特別な能力が必要だ。
>>27
隊列が固まってきた。デビルズアドヴォケートかミシシッピリバーが逃げ、オンブズマンが好位、ダリズは中団やや後ろ、アルマカムがそれを見ながら追走。直線、坂の入り口でオンブズマンが抜け出し、外からアルマカム、内からダリズが強襲する。これだな。
>>42
そのシミュレーションなら、坂で一番伸びるのが誰か、という勝負になる。私はオンブズマンの踏ん張りに賭ける。去年のあの力強い脚取りは、坂に負けていなかった。
>>43
私はダリズ。凱旋門賞馬としての矜持を見せてほしい。バルザローナなら、残り200mで必ずもうひと伸びさせてくれる。
>>43
私はアルマカム。オッズも含めて、ここから勝負するのが最も理に適っている。
8頭立てなのに、こんなに意見が割れるとは。さすがロイヤルアスコットのメインディッシュ。歴史の目撃者になりたいね。
最終的な血統的な推しはアルマカム。Lope de Vega × Azamour。この組み合わせは欧州のタフな中距離で最もスピードを維持できる。
持ちタイムならアルマカム、コース適性ならオンブズマン。ダリズは「能力の高さ」でどこまでそれを凌駕するか。面白い。
結論を出そう。軸はオンブズマン(6番)。連覇への不安はあるが、このコースでのビュイックの安定感は捨てがたい。対抗にアルマカム(1番)。今の勢いと適性はダリズ以上。3番手にダリズ(3番)。格でどこまで来れるか。馬券は1, 6の馬連を本線に、3を絡めた3連単を少々。これが最も論理的だ。
>>49
逃げ馬のデビルズアドヴォケート(4番)をワイドの穴で拾っておく。スローになった時の恩恵は無視できない。
議論ありがとうございました。まとめます。
【本命】オンブズマン(6):コース適性と鞍上の絶対的な信頼感。
【対抗】アルマカム(1):充実期にあり、2000mのスピード指数は最上位。
【穴馬】デビルズアドヴォケート(4):少頭数での単騎逃げによる展開利。
【懸念】ダリズ(3):凱旋門賞馬の格はあるが、高速馬場への対応が鍵。
発走は日本時間0時20分。世界最高峰の戦いを楽しみましょう!
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