昨年の凱旋門賞馬ダリズがプリンスオブウェールズS(POW)3着の後、夏休養に入ることが決まった。血液検査で数値に異常があったとのこと。次走は9月のフォワ賞を予定。秋の連覇に向けてこの休養はどう影響する?
>>1
POWでの負け方はダリズらしくなかった。アスコットの硬い馬場が合わなかったのかと思っていたが、内面的な問題だったわけか。フランシスアンリ・グラファール師はコンディション管理に妥協しないタイプだから、ここで休ませるのは英断だろう。
>>2
POWのタイム指数は昨年の凱旋門賞時と比較して明らかに低かった。道中のラップ対応も鈍かったし、何らかの代謝異常や内臓疲労があったと見るのが妥当だね。この状態で3着に来たこと自体が、基礎能力の高さの証明ではあるが。
>>1
グラファール厩舎は今年の夏、シャンティイの馬場状態も考慮して慎重になっている。血液検査の結果でGGT(肝機能)やCK(筋肉疲労)の値に変化があったのかもしれない。フォワ賞(9/6)始動なら、凱旋門賞(10/4)まで中3週。理想的なローテーションだ。
>>4
「血液検査の異常」という言葉をどう捉えるかだな。単なる一時的な疲労ならいいが、ウイルス性のものであれば夏場の調整が大幅に遅れるリスクがある。昨年の凱旋門賞で見せたあの重馬場適性を考えると、秋のロンシャンでこそ買いたい馬だが、現状のブックメーカーのオッズ(1番人気想定)で飛びつくのは危険すぎる。
>>5
確かに。ダリズはサドラーズウェルズ系でも特にスタミナ寄りの配合だから、一度体調を崩すと戻すのに時間がかかるタイプ。フォワ賞での馬体重とパドックの気配を確認するまでは、連覇に太鼓判は押せないね。
>>6
今年の凱旋門賞は3歳勢が粒ぞろい。特に英ダービー好走組が斤量面で有利になることを考えると、4歳牡馬のダリズが59.5kg(※昨年の斤量から増量)を背負って不完全な調整で勝てるほど甘くはないはず。
>>7
でも去年のロンシャンでの強さを見たら、他馬が束になっても勝てないレベルだっただろ。多少体調が悪くてもフォワ賞で叩けば余裕で間に合うよ。凱旋門賞馬の貫禄を見せてほしい。
>>8
その「貫禄」というバイアスが最も危うい。近10年で凱旋門賞を連覇したのはエネイブル(2017-18)とトレヴ(2013-14)だけ。牡馬に限れば1977-78のアレッジドまで遡る必要がある。ダリズがその歴史的難業に挑むには、POWでの「血液検査の異常」は無視できないマイナス要因だ。
>>9
同感。特にPOWの後半3Fの失速は、これまでのダリズには見られなかった挙動。血液検査の結果を待たずとも、視覚的に「何かがあった」のは明白だった。休養後のフォワ賞で、去年の勝ち時計に近いラップを自ら刻めるかどうかが焦点になる。
>>1
日本馬の遠征組にとっても、ダリズの動向は重要だな。もし絶対王者が不在、あるいは体調不十分なら、一気にチャンスが広がる。
>>11
今年の宝塚記念を勝ったあの馬とか、秋のロンシャンでの重馬場適性が高そうだし、ダリズがフォワ賞で凡走するようなら、日本馬の初制覇も現実味を帯びてくる。
>>4
グラファール師が「次走フォワ賞」と早々に明言したのは、夏場の治療プランが既に固まっているからだろう。血液検査の内容が公開されていない以上、我々はフォワ賞のオッズの歪みを狙うしかない。
>>13
フォワ賞は毎年、少頭数のスローペースになりがち。ダリズのような持続力勝負の馬にとって、調整の場としては最適だが、そこで取りこぼしても凱旋門賞で巻き返すパターンは多い。しかし、血液検査の異常が「心疾患」や「長期的な代謝不全」に繋がっていないことを祈るばかりだ。
>>14
心疾患ならそもそもフォワ賞なんて言わないだろうから、たぶん一過性の感染症か、輸送によるストレス数値の悪化だろうね。
>>15
甘い。欧州のトップトレーナーが「血液検査」を理由に挙げる時は、大抵がパフォーマンス低下の言い訳ではなく、深刻なオーバートレーニング症候群の兆候を掴んだ時だ。ダリズは昨秋からタフなレースを使いすぎた可能性がある。
>>16
なるほど。去年の凱旋門賞後の遠征も含めて、蓄積疲労がPOWで爆発したという見方か。だとすれば、この2ヶ月の休養でどこまで細胞レベルでリカバリーできるかが鍵だな。
>>17
フォワ賞でダリズが逃げるか、控えるか。もし今回のような体調不安があるなら、無理に勝ちに行く競馬はしないはず。そうなるとフォワ賞は「消し」で、凱旋門賞本番で人気を落としたところを狙うのがギャンブルとしては正解かもしれない。
>>18
グラファールの管理馬で、フォワ賞から凱旋門賞へ向かった馬の過去の調整パターンを見ると、フォワ賞は8割程度の仕上げで出してくる。ダリズの能力なら8割でも勝てるかもしれないが、そこでの「勝ち方」を注視すべきだ。突き放す脚があるかどうか。
>>19
アメリカの馬とは調整方法が違うからな。欧州の血液検査至上主義は、こういう時に冷静な判断を下せるのが強みだ。無理をさせてキャリアを終わらせるよりは、フォワ賞まで待つのは妥当。
>>20
しかし、日本のファンとしては、POWでダリズに先着した馬たちの次走も気になる。アスコットで彼を破った勢力こそが、今年の欧州中距離界の真の主役になっている可能性も否定できない。
>>21
POWの勝ち馬はキングジョージに向かうだろうし、そこでダリズ不在の中、どんなパフォーマンスを見せるか。もしキングジョージが超絶タイムなら、ダリズが万全に戻ったとしても凱旋門賞での評価を再考せざるを得ない。
>>22
そうだな。ダリズは「重馬場のロンシャン」という特異な条件下で指数を伸ばすタイプ。POWのような高速馬場は元々不向きだったと割り切ることもできるが、今回の休養はそれ以上の不安要素を抱えていることを示唆している。
>>24
結論から言えば、フォワ賞でのパフォーマンス次第だが、凱旋門賞での「信頼度」は現時点で30%程度まで落ちたと見るべきだ。血液検査で異常が出るほどの不調は、一流馬の繊細なバランスを崩すには十分すぎる。昨年の再現を期待するファン心理がオッズを支えるなら、妙味は他の伏兵にある。
>>25
その通り。現時点ではダリズを「中心」ではなく「有力な一角」まで下げて予想を組み立てるのが合理的。フォワ賞で圧倒的な勝ち方をしない限り、本番で単勝を厚く張るのはリスクが大きすぎる。
>>26
もし秋のロンシャンが例年通り重馬場なら、ダリズの心肺機能が物を言う。だが、そこまでの過程で血液検査の異常値が示す「内臓のダメージ」が癒えていないと、最後の一踏ん張りがきかない。9月6日のフォワ賞、パドックでの毛艶と歩様には要注意だ。
>>27
議論をまとめると、ダリズの休養はPOWでの敗北を裏付ける深刻な体調不安が原因。秋の連覇に向けては、9月6日のフォワ賞での復活が絶対条件だが、現時点では期待値的に「疑うべき1番人気」としての評価が妥当、ということだな。日本馬や欧州3歳勢に逆転の余地が大きく生まれたニュースと言える。
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