英名手ジム・クロウリーが、グッドウッド競馬場での開催最終日に現役引退を正式発表した。去年のヨークでの落馬事故からずっとリハビリしてたけど、本人のコメントでは「トップレベルに戻るためのコンディションを維持するのが難しい」とのこと。バーイードやバッタシュでお世話になったファンも多いだろ。残念だわ。
>>1
グッドウッドの最終日に発表っていうのが彼らしいね。あそこは彼が得意としていた競馬場だし。2025年9月のあの事故、映像で見てもかなりエグかったからな。骨盤と脚の両方をやって48歳という年齢を考えると、ステッキを置く決断も理解できる。
クロウリーといえばやっぱりバーイードだよな。無敗で英インターナショナルSを制した時のあの手応え。父Sea The Starsの最高傑作の背中を独占し続けた幸運な、しかし実力に裏打ちされたジョッキーだった。
>>3
バーイードの強さはラップタイムを見れば一目瞭然だったが、クロウリーの凄さは「馬に無理をさせずにトップスピードに乗せる」技術にあった。特にバッタシュみたいな気性の激しいスプリンターを、あれだけ完璧に制御してグッドウッドの5ハロンをぶち抜いたのは彼以外には不可能だったろう。
問題はシャドウェル(Shadwell)の専属契約がどうなるかだ。ハムダン殿下が亡くなった後、シャドウェルの規模は縮小されたが、それでも欧州のトップオーナーの一角。クロウリーが抜けた後の主戦の座を誰が射止めるかで、来シーズンの期待値が大きく変わる。
>>5
最近はシャドウェルの馬にトム・マーカンドやウィリアム・ビュイックが乗る機会も増えていたが、固定された主戦がいなくなるのは陣営としても痛手のはず。クロウリーの「待機して一瞬の脚を使う」スタイルは欧州の多頭数レースでは極めて合理的だったからな。
彼は元々障害(ナショナルハント)のジョッキーから平地に転向してチャンピオンになった苦労人だからね。調教師としても成功する素地は十分にある。障害時代の経験があるから、馬の脚元の状態を見極める能力は他の平地ジョッキーより秀でているはず。
>>2
「回復が十分でない」という理由は、単に可動域の問題だけじゃなく、トップスピードの馬を制御するための筋力が戻りきらないということだろう。48歳だと代謝も落ちるし、リハビリの強度が現役の騎乗に追いつかない。非常に論理的で賢明な判断だ。
>>3
バーイードの英チャンピオンSでの初黒星の時、クロウリーを叩いてた連中もいたけど、あれは馬場の問題だったって今ならはっきりわかる。彼ほど馬のポテンシャルを信じて乗れるジョッキーは稀有だったよ。
>>5
シャドウェルの主戦候補、今のところ若手のジム・マッカーシーあたりか、それともフリーのトップを起用し続けるか。クロウリー自身が調教師になるなら、彼の厩舎にシャドウェルの良血馬が入る流れも期待できるな。
>>10
それ面白いな。バーイードの産駒をクロウリーが管理する未来が見える。血統背景を誰よりも理解している男が調教するなら、馬券的にも追いかけがいがある。
本日の引退コメントで「人生で最もつらい決断」と言っていたのが印象的だった。去年まで当たり前のようにG1で勝負してた男が、事故一つで引退に追い込まれる。競馬の厳しさを改めて思い知らされるニュースだ。
>>12
ただ、彼が今日このタイミングで発表したのは、秋のビッグレースに向けて各厩舎が体制を整える時間を考慮してのことだろう。自分の未練より業界の循環を優先した、非常にプロフェッショナルな幕引きと言える。
>>8
同意。2025年の事故以来、彼の騎乗成績がわずかに落ちていたのも数値に出ていた。無理をして事故を再発させるより、第二の人生でその知見を活かす方が英国競馬にとってもプラスだ。
>>13
結論としては、今後のシャドウェル関連馬は「鞍上弱化」を前提にシビアに査定すべき。クロウリーほどの安定感と馬への理解度を即座に代填できる騎手は今の欧州には少ない。一方で、彼が調教師に転身した初年度の管理馬は、馬主とのコネクションを考えても過小評価される可能性があり、狙い目になるだろう。
>>15
サンキュー。バーイードの伝説をありがとう、ジム。調教師としての活躍を期待してるわ。