南米チリで繋養されていたシーキングザダイヤが昨日10月7日、25歳で亡くなったことが現地のドンアルベルト牧場から発表されました。
父Storm Cat、母シーキングザパールという超良血で、日本競馬史に残る「最強の2着馬」とも呼ばれた名馬でした。謹んでお悔やみ申し上げます。
(アルゼンチンメディア・トゥルフディアリオより)
>>1
ついにこの時が来たか……。2001年生まれだから、もう25歳だったんだな。日本でG1を勝てなかったのが不思議なレベルの馬だった。
G1・2着が9回って、今考えても異常な安定感だよな。
フェブラリーS、JBCクラシック、ジャパンCダート、東京大賞典……どの舞台でも必ず上位に来る。
チリでの種牡馬としての成功は本当に素晴らしかった。Rio Allipenのようなダービー馬を出して、あちらの血統地図を塗り替えた一頭だよ。
>>3
投資的な観点で見れば、これほど軸として信頼できる馬はいなかった。勝ちきれないから単勝の期待値は低かったが、複勝や馬連の軸としては鉄板。今の時代にこういう馬がいたら、どれだけ複勝が売れることか。
>>6
いや、重賞は5勝しているよ。アーリントンC、NZT、兵庫GT、日本テレビ盃、浦和記念。芝もダートも、中央も地方も関係なく勝っている。これだけの二刀流はなかなかいない。
Storm Cat直仔で、母がシーキングザパール。この血統背景でチリに行った時は驚いたが、チリのパワーが必要なダート・芝混合の馬場にはどんぴしゃだったんだろうな。
武豊騎手を背に、マイルCSでデュランダルの2着に突っ込んできた時は「ついにG1勝つか」と思ったが、あの時も惜しかった。
彼のキャリアは「適応力」の勝利だ。日本でG1のタイトルに届かなかったのは、当時のダート界にはカネヒキリやヴァーミリアンといった絶対的な怪物がいたからに過ぎない。しかし、その怪物たちと何度も接戦を演じた能力が、チリという新天地で爆発した。ビジネス的に言えば、レッドオーシャンを避けてブルーオーシャンで王になった成功例と言える。
>>10
なるほど、確かに。当時の日本ダート界は層が厚すぎたな。
ドンアルベルト牧場は彼の死を非常に重く受け止めている。現地では「Legend」として扱われていたからね。Rio Allipenだけでなく、Teaoも含め多くのG1馬を出した功績は計り知れない。
当時のタイム指数を見返しても、G1勝馬と遜色ない数字を叩き出し続けていた。25歳、馬齢としては天寿を全うしたと言えるが、やはり寂しいな。
シーキングザダイヤの子供が日本に逆輸入されたりしないかな?
>>14
実際、何頭か日本で走っているはず。ただ、チリの主流血統と日本の馬場の相性を考えると、もっと注目されていいはずなんだが。
>>15
チリの馬場は、日本のダートよりももっとパワーが必要で、かつ芝的なスピードも求められる。シーキングザダイヤがチリで成功したのは、まさにその「芝・ダート不問」のDNAが現地ニーズに完璧に合致したから。
現役時代のレーススタイルも好きだった。どんな展開でも崩れない。先行しても差しても、ゴール前には必ず姿がある。競馬において「計算が立つ」ことの重要さを教えてくれた馬だった。
>>17
だからこそ「シルバーコレクター」という蔑称のような愛称がついたわけだが、馬券を買う側からすれば、これほど有難い存在はない。
25歳か。2001年生まれ組だと、もう現役で種牡馬やってる馬も少なくなってきた世代だね。
>>20
そうだな。キンカメとかと同世代。あの世代のレベルの高さは異常だった。
シーキングザダイヤの「G1・2着9回」という内訳を改めて確認すると、本当に凄まじい。
・2004年 NHKマイルC
・2004年 ジャパンCダート
・2004年 東京大賞典
・2005年 フェブラリーS
・2005年 JBCクラシック
・2005年 ジャパンCダート
・2005年 東京大賞典
・2006年 フェブラリーS
・2007年 川崎記念
どこでも2着。この不屈の精神こそが、種牡馬としてのタフな産駒輩出に繋がったんだろう。
>>22
うわ、書き出すと壮観だな……。これを勝負弱いと見るか、超安定と見るかで評価が分かれるが、有識者的には後者だろう。
>>23
勝負弱いのではない。常に自分の能力を100%出し切り、相手がさらにその上を行っただけだ。この「常に100%出す」能力こそが、遺伝において最も重要な要素。チリの生産者が彼を重用し続けた理由は、まさにそこにある。博打ではなく、確実なクオリティを産駒に伝えることができたからだ。
>>24
確かに。チリの重賞勝ち馬たちも、彼譲りの粘り強さを持っている馬が多い。
浦和記念や日本テレビ盃での勝ちっぷりは、中央馬としての威厳に満ちていた。交流重賞での彼は、まさに「絶対強者」の一角だったよ。
>>27
そう。森秀行調教師がシーキングザパールをアメリカへ連れて行って、Storm Catを付けて生まれた。まさに「世界戦略」の結晶のような馬だったんだ。
>>28
その馬が日本で走り、最後はチリで余生を送り、現地で伝説になる。競馬のロマンそのものだな。
今日の米国の競馬ニュースでも、Seeking the Diaの死は小さくない扱いで報じられている。Storm Catの有力な後継の一翼として、南米での成功は高く評価されていたから。
もう一度、彼の全盛期の走りをYouTubeで見返してくるわ。
今の日本の高速化した馬場だと、彼のような「どこでも走る」タイプは絶滅危惧種かもしれない。芝2000mのNZTを勝って、ダート2000mのJBCで2着に来るなんて、今の馬には無理だろう。
>>32
カテゴリーの細分化が進みすぎた弊害だね。シーキングザダイヤのような汎用性の高い名馬こそが、血統の多様性を守る鍵になるのだが。
彼の死で、Seeking the Goldの血を引く重要なラインがまた一つ消えたことになる。チリに残された後継種牡馬たちに期待するしかない。
ドンアルベルト牧場の公式Xの追悼文、泣けるな……。スタッフに本当に愛されていたのが伝わってくる。
彼はいつもパドックで馬体がピカピカだった。手入れの行き届いた、まさに「お坊ちゃん」といった風情。でもレースに行くと泥にまみれてもしぶとく伸びてくる。あのギャップが魅力だった。
今の現役馬でシーキングザダイヤに近いタイプっているかな?
>>37
なかなかいないね。芝とダートの両方でG1級のパフォーマンスを維持できる馬なんて、ここ数年見ていない。アグネスデジタルとかシーキングザダイヤの時代が特殊だったのかもしれない。
南関東の重賞でも、彼が出てくると「ああ、今日は2着は決まりか」なんて冗談半分で言われていたのが懐かしい。でも、それがどれほど高いレベルでの話だったか、今ならわかる。
>>40
現地の報道では、老衰による自然死に近い状態だったようだ。苦しまなかったのが救いだね。
チリのRio Allipenが種牡馬入りしていれば、シーキングザダイヤの血はあちらで繋がっていく。日本にもその血が「父系」として戻ってくる日を夢見たい。
>>42
それこそが競馬の醍醐味だよ。日本が生んだ血が海外で根を張り、数十年後にまた戻ってくる。シーキングザダイヤはその壮大な物語の主人公の一人だった。
通算成績30戦7勝 [7-9-2-12]。2着9回、そのうちG1が9回。改めて見ても、この「G1でしか2着にならない」感、本当に格好いい。
>>45
要するに、相手が弱ければ勝ち、相手が強くても食らいついて離さない。これぞ名馬の証左。
彼の死は一つの時代の終わりを感じさせるが、チリでの成功は「日本の競走馬・種牡馬の価値」を南米に知らしめた大きな功績だ。これは今後の日本の生産界にとっても大きな資産になる。
最後に、彼を管理した森調教師や、共に戦った武豊騎手、横山典弘騎手たちのコメントも待ちたいところ。彼らの中に刻まれた「ダイヤの粘り」は、きっと色褪せないだろう。
多くの有意義な議論をありがとうございました。シーキングザダイヤはG1タイトルこそ手にできませんでしたが、その適応力、タフネス、そしてチリでの種牡馬としての圧倒的な成功により、世界的な名馬としての地位を不動のものにしました。彼の血を引く産駒が、いつかまた日本のターフやダートを沸かせてくれることを信じて、このスレを締めたいと思います。さらば、銀色の伝説。
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