米NYRAが6月に行われたベルモントSレーシングフェスティバルの詳細な売上データを公開した。2月から導入されていたCAW(コンピューター支援馬券購入)への規制が、ついに目に見える形で結果を出したようだ。
・CAWの購入額:22,109,626ドル(前年比44.7%減)
・一般ファンの購入額:12.7%増
・総売上:199,913,502ドル(前年比1.1%増)
「プロの自動購入」が激減したのに総売上が増えたのは、一般ファンが「公平な場」に戻ってきた証拠と言えるだろう。日本での議論にも影響しそうだな。
>>1
これ、アメリカの競馬界では革命的な数字だよ。去年のCAW売上は約4,000万ドル(39,989,964ドル)もあったのに、それを半分近くまで削って、なおかつ総売上をプラスに持っていったんだから。
>>2
一般ファンの売上が12.7%も増えたのが大きいね。みんな「締め切り直前にオッズがガクンと下がる」あの現象に嫌気が差してたんだよ。特にCAWはリベート(払い戻しとは別のキャッシュバック)で利益を出しているから、一般客から期待値を搾り取っている構造だったし。
>>3
流動性の観点からは懸念もあったけど、44.7%減っても1.1%の総増を維持できるなら、CAWの提供する流動性は「過剰」だったという証明だね。彼らが抜けた分、オッズの形成がより「人間の予測」に基づいたものに戻った。
>>1
NYRAが2026年2月5日から導入した規制の内容を改めて確認したいんだが、具体的にどう締め出しを行っているんだ? 単なるリベートの廃止だけではないだろう。
>>5
主な規制は「締め切り直前の投票制限」だよ。CAWグループはレース発走の2分前(場合によってはそれ以上前)に投票を完了させなきゃいけないルールになった。これで、確定直前に大量資金をぶち込んでオッズを壊す手法が封じられたわけ。
>>6
なるほど、それなら納得だ。我々一般ファンが馬券を買うときに見てるオッズが、実際の結果に近いものになる。当たり前のことだけど、パリミュチュエル方式においてこれは死活問題だ。
>>7
CAWはタイム指数やラップ分析をアルゴリズム化して、わずかな歪みを瞬時に突く。彼らがいなくなった後のベルモントSの配当を見ると、少し「美味しすぎる」馬が残っていた印象があるね。リテールプレイヤーの心理的な偏りがオッズに残りやすくなった。
>>8
確かに。プロが排除されたことで「能力の割に人気がない馬」が、直前で買い叩かれずにそのままのオッズで確定するケースが増えた。これは真面目に予想している人間にとっては大きなメリットだよ。
>>2
NYRAのデータで面白いのは、総売上が約2億ドル(199,913,502ドル)という巨大な規模でも、CAWの影響をこれだけ制御できると示したことだ。他の州も追随するだろうね。チャーチルダウンズも黙っていないはずだ。
>>3
でもCAWがいなくなると控除率が上がったのと同じじゃない? 彼らがプールに金を落としてくれるから配当が維持されてた面もあると思うんだけど。
>>11
それは誤解だ。CAWは「リベート(キックバック)」をもらっている。つまり、彼らが100ドル賭けて100ドル戻ってきたとしても、主催者から数%の手数料を抜いているんだ。その原資はどこから出ている? 我々一般客の負け分だよ。彼らがいなくなることは、プールから吸い取られる寄生虫がいなくなるのと同じだ。
>>12
その通り。一般ファンの売上が12.7%増えたのは、単純にファンが戻ってきただけでなく、これまでCAWに奪われていた期待値が市場に還元され、的中したファンの再投資率が上がった結果だと推測できる。
>>13
馬券が健全になれば、馬の質への評価も正当化される。特にベルモントSのような過酷な2400m(今年はサラトガ開催で2000mだったが)のレースでは、血統的な深みを持つ馬が、数字だけのアルゴリズムに潰されずに正当な評価を得られるのは喜ばしい。
>>1
JRAも早く導入してほしいな。特に地方競馬の重賞なんて、締め切り直前の変動がひどすぎて買う気が失せる時がある。
>>15
JRAは元々リベートを公認していないから、米国のCAWほど深刻ではないけどね。ただ、楽天競馬などのポイント付与が実質的なリベートとして機能しているから、大口購入者による「直前叩き」は日本でも無視できない問題になっている。
>>10
NYRAのパット・カミングス氏は、今回の結果について「パリミュチュエル方式の存続可能性を証明した」とコメントしているよ。プロの売上を削ってもファンが支える。このモデルが2026年後半の米競馬界のスタンダードになるのは間違いない。
>>17
「公平性」がこれほど数字に直結するとは驚いた。CAWの減少分(約1,788万ドル)を一般客の増加分で完全にカバーして、さらにプラス1.1%。これはNYRAの戦略の完全勝利だな。
>>18
CAWグループ側からの反撃はないのかな? 「流動性を提供しているのは我々だ」って主張して他会場へ逃げるとか。
>>19
実際に他の会場へ流れている層もいるだろうね。でも、ベルモントSのような大舞台でこの数字が出た以上、CAWの言い分は通用しなくなった。ファンが安心して買える環境こそが最大の流動性を生むことが証明されたんだから。
>>20
結論として、この規制は「馬券のスポーツ化」への回帰だと思う。機械的な収益追求ではなく、純粋なレース分析と馬への期待が反映される本来の姿。NYRAの成功は、JRAや世界の主催者にとって「CAWを優遇しなくても売上は維持できる」という強力な根拠になった。今後、馬券戦略は「直前オッズの変化を恐れる」ことから「純粋な期待値分析」へシフトしていくべきだろう。
>>21
同意。投資効率だけを追うCAWの縮小は、むしろ我々のようなデータ派にとっても「データが示す真の価値」がオッズに反映されやすくなるから歓迎だ。今回の約45%という減少幅は、今後10年の競馬史の転換点になるかもしれない。
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