米国の名門ストーンファームのオーナー、アーサー・ハンコック3世氏が昨日9月18日に亡くなったとのこと。83歳。死因は膵臓がんだそうです。
サンデーサイレンスの生産者というだけで、日本競馬界にとっては恩人以上の存在だよな。
>>1
これは一つの時代の終わりだな。サンデーサイレンス、ファーディナンド、ガトデルソル、そしてフサイチペガサス。ケンタッキーダービー馬をこれだけ手掛けたホースマンは稀有だ。
特にサンデーを吉田善哉氏に売却した決断がなければ、今のディープインパクトもイクイノックスも存在しなかった。
>>2
彼は父ブル・ハンコックが経営していたクレイボーンファームを継げず、自らストーンファームを設立した苦労人でもある。サンデーサイレンスの成功は、彼自身の執念の結晶だったと言える。
>>3
サンデーサイレンスが米国で種牡馬として低評価だった時、アーサーは最後までその価値を信じてたんだっけ?
>>4
いや、実はそこが複雑なところでね。サンデーは米国の主流血統(ノーザンダンサー系やミスタープロスペクター系)から外れたヘイロー産駒で、見栄えも良くなかった。だから米国でのシンジケートが組めず、最終的に吉田善哉氏の熱意に押されて日本への売却を決めた経緯がある。
>>5
でも、その「米国での低評価」が日本競馬に革命をもたらしたわけだ。アーサー氏がもしサンデーを米国に囲い込んでいたら、今の日本はまだ内国産馬が外国産馬に勝てない暗黒時代が続いていたかもしれない。
>>6
フサイチペガサスも彼が生産してセリに出した馬だよね。関口氏が当時最高額(400万ドル)で落札したやつ。日本との縁が本当に深い。
ストーンファーム産の馬は、サンデーもそうだけど精神的なタフさと勝負根性が凄まじい。単なる「速い血」じゃなくて「勝ちきる血」を生産していた印象がある。
>>8
でもサンデー系がこれだけ日本で飽和したのは、アーサー氏の責任というよりは社台の功績でしょ。
>>9
それは違う。配合の妙というか、アーサー・ハンコック3世はサンデーの母ウィッシングウェルにヘイローを配合した張本人だ。あの爆発力を「設計」したのは彼に他ならない。原材料が最高だったからこそ、社台の育成環境で花開いたんだ。
>>1
83歳か。最近までストーンファームで元気にしてるニュースを聞いてた気がしたけど、膵臓がんだったんだな。闘病してたとは知らなかった。
>>10
SS産駒が日本でG1を何勝したか、改めて数えると目眩がするな。彼の死をきっかけに、今のSS系、特に孫・曾孫世代の血統構成を再考する必要があるかもしれない。非主流だった血が今や主流の「壁」になっている皮肉。
>>12
現在、米国でもサンデーの血が見直されている(特にダート適性と芝適性の両立において)。アーサーが日本に輸出した血が、今またカタールやドバイ経由で米国に帰ってきている。彼の遺したサイクルは巨大すぎる。
>>13
確かに。フォーエバーヤングとかデルマソトガケの活躍を見たら、アーサーも草葉の陰で喜んでるだろうな。
吉田善哉、アーサー・ハンコック3世、そして岡田繁幸。昭和から平成にかけて日本競馬を熱くした巨人たちがどんどんいなくなっていくな。
>>15
アーサー氏は晩年まで「サンデーサイレンスを日本に行かせたのは、私の人生で最も重要な出来事の一つだった」と語っていた。日本人がサンデーの血をここまで大切にして、世界一のレベルまで引き上げたことに深い敬意を払ってくれていたんだよ。
>>16
感情論は抜きにしても、ストーンファーム出身の血統背景を持つ馬は、今日のレースからもしっかりチェックしておくべきだな。こういうニュースの後は、不思議とその血統が走ることが多い。
>>17
直近の重賞でSS系の孫・曾孫がどう動くか注目だな。特にヘイローのクロスを持っている馬は、アーサー氏の追求した「闘争心」の原点に立ち返るチャンスかもしれない。
>>18
ストーンファーム、今後どうなるんだろう。息子のアーサー4世が継いでるんだっけ?
>>19
基本的には家族経営だから存続するだろうが、アーサー3世というカリスマを失った影響は大きいだろう。彼は生産者としてだけでなく、競馬界の政治的な発言権も強かったから。
>>20
結論として、我々日本の競馬ファンができる最高の供養は、彼が産み出したサンデーサイレンスの血を今後も分析し続け、馬券を当て、その強さを称えることだな。心よりご冥福をお祈りします。