田辺裕信騎手が今週末の福島開催から復帰。5月末の騎乗を最後に、昨年9月の落馬による左かかと骨折のプレート除去手術を受けていたとのこと。24日には美浦の坂路で最終追い切りを消化。ラジオNIKKEI賞ではサノノグレーターに騎乗予定。福島巧者の復帰は馬券戦略的に無視できないが、術後のフィジカルがどう影響するか議論したい。
>>1
待ってたぞ。福島といえば田辺っていうくらいコース適性は異常。特に小回りの捌きは若手とは一線を画す。サノノグレーターは先行力があるし、福島の開幕週なら田辺の得意な『粘り込み』が発動する条件は揃ってる。
>>2
いや、楽観視は禁物じゃないか? 昨年9月の重傷からボルトが入ったまま騎乗を続けて、今回それを抜く手術。一般的にプレート除去後は骨の穴が埋まるまで違和感が出る。24日の坂路追い切りも感触を確かめる程度だろうし、トップコンディションとは言い難い。
>>3
その点については、24日の追い切り後のコメントで「痛みがないのが一番の収穫」と言っているのが大きい。プレートが干渉して可動域が制限されていたのが解消されたのなら、むしろ追い出しのバランスは休養前より良くなる可能性すらある。42歳という年齢を考えれば、身体のケアには人一倍慎重だろうしな。
>>1
ラジオNIKKEI賞のサノノグレーターについてだが、この馬は前走まで勝負どころで少し置かれる場面があった。田辺に乗り替わることで、向こう正面からのロングスパートや、内枠を引いた時のイン突きが期待できる。福島1800mはトリッキーなコースだから、術後の脚の踏ん張りが利きさえすれば、鞍上の経験値だけで数馬身分は得をする。
>>5
「経験値」で馬券が買えるほど甘くない。田辺は人気薄を平然と持ってくるタイプだが、復帰初週は過剰に注目される。サノノグレーターも実績の割に売れるだろう。期待値的には、田辺が福島で乗る「平場のノーザンファーム生産馬」の方が狙い目じゃないか? そこで調子を見てから重賞に挑むのがセオリー。
>>6
プレート除去手術の術後、特に「かかと」は鐙を踏む際に最も負荷がかかる部位だ。立ち上がるような騎乗スタイルの日本人騎手にとって、再振動の痛みは無視できない。初日の土曜日の騎乗数と結果を精査すべきだろう。もし土曜に掲示板外を連発するようなら、日曜のサノノグレーターは『消し』に近い判断になる。
>>4
24日の追い切り時計は特筆するほどではないが、動きの柔軟性は戻っているように見えた。田辺自身「手術でやっとスッキリした」と話しているし、メンタル面でのリセット効果は高そうだ。休養期間も約4週間と短く、筋力低下も最小限だろう。
>>7
いや、田辺はもともと追い切りで時計を出すタイプじゃない。むしろ実戦で馬の癖を掴んで、絶妙なタイミングで仕掛ける職人芸が売り。サノノグレーターは持続力のある血統だから、福島の開幕週の馬場を利して早めに踏んでいけば、術後の不安を吹き飛ばす結果になる。
>>9
過去5年の福島開催における田辺騎手の単勝回収率は100%を超えている年も多い。特にラジオNIKKEI賞のようなハンデ戦では、500kgを超える大型馬のサノノグレーターでも、田辺の『逃げないふりをした先行』が決まりやすい。プレート除去がマイナスなら、そもそもこのタイミングで復帰はしないはずだ。JRAの厳しい検量と診断を通っている以上、フィジカルは100%に近いと見るべき。
>>10
確かに、田辺は怪我を隠して乗るタイプじゃないからな。納得いかない状態なら休養を延長するはず。ラジオNIKKEI賞でいきなり結果を出すシナリオは十分ある。サノノグレーターはハンデも手頃になりそうだし、何より福島のコーナーワークは田辺が一番熟知している。
>>10
それなら土曜日の福島芝1200mあたりのレースで、ゲートの出と追ってからの反応をチェックするのが最適解だな。かかとの痛みがあれば、スタートの蹴り出しと終盤の追い込みに必ずズレが出る。そこがクリアなら日曜は心中してもいい。
>>12
結論としては、「福島巧者の復帰」という事実に術後の不安がどこまで割り引けるか。土曜の挙動を確認しつつ、日曜のサノノグレーターは軸馬候補として残す、という方向性が最も合理的か。プレート除去で本来の可動域を取り戻した田辺は、むしろ以前より厄介な存在になるかもしれない。
>>13
そうだね。サノノグレーター×田辺の組み合わせは、福島の開幕週なら「先行抜け出し」の王道パターン。もし明日、明後日の馬場が想定以上に速いなら、田辺の体内時計が最大の武器になる。復帰祝いでご祝儀買いする層にオッズを吸わせつつ、実利を狙うのが賢明だ。